「腸活」って耳にされた方も多いのでは?腸活を意識して実行していくことで、美肌、ダイエット効果、アレルギーや風邪の予防や改善、心の健康、睡眠の質の向上など、健康や美容にメリットがたくさんあります。
腸には食べ物を消化・吸収、排出機能がありますが、それだけではなく、例えば外部から入ってくる病原菌やウィルスなどから体を守ってくれる免疫機能の調整機能があります。
人間の体には、病原菌やウィルスを排除する免疫機能が存在しますがその6割以上が腸に存在しています。さらに幸福ホルモンとされるセロトニンやドーパミンなど神経伝達物質を合成するのも腸なのです。
痩せやすい体質を作るには、腸活が最適。腸活とは「腸内環境を整える」ことです。人には健康に良い「善玉菌」、有害な「悪玉菌」、健康な時はおとなしくしていて無害ですが善玉菌、悪玉菌のどちらか優勢の方に働く性質を持つ「日和見菌」があります。この中で善玉菌を増やすことで痩せやすい体になれるんです。
善玉菌は年齢や、肉食中心の食事など乱れた食生活や不規則な生活習慣、日々のストレスなども善玉菌を減少させてしまいます。年齢は誰しも重ねるもの、そして現代社会では善玉菌を減らす要因が本当に多い・・・だからこそ、腸活が必要なのです。
腸活のポイントは、まずすぐに実践できる方法は、朝起きたらまず1杯の水を飲むことです。これで、腸が刺激されて活発化します。そして朝食も欠かさず食べましょう。
また発酵食品や食物繊維を摂ることで腸活に効果があります。
発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌、酵母菌、麹菌などの善玉菌が含まれています。例としては、ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ、チーズなど手軽に食べられるものも多く、毎日継続的に食べるとより効果的とされています。
食物繊維は、善玉菌の栄養源になります。腸内の善玉菌を増やす働きがあります。食物繊維には水に溶ける「水溶性」と水に溶けない「不溶性」があります。「水溶性」には便を柔らかくする効果があり「不溶性」は便の量を増やして腸を動かす効果があります。特に善玉菌を増やす効果があるのは水溶性の食物繊維で例としては、ごぼう、人参、ブロッコリー等の野菜類や納豆等の豆類、海藻、きのこ類などです。これらの食材を意識して摂取することで腸の改善に繋がっていけるはずです。